【D-TYPE】
タイプB-15シリーズの流れを汲んで1950年代に登場したMA-1は、1978年まで生産された。 恐らく、同時期に開発された世界中のフライトジャケットの中で最も完成度が高く、最も多くのパイロットによって使用されたのもMA-1であろう。 通算約30年にも渡って使用されたMA-1は、ジェット戦闘機の発達と共に進化を遂げてきた。 その改訂は、1stモデルのスペックMIL-J-8279に始まり、MIL-J-8279Fまで計7回もの改良が重ねられた。 このMlL-J-8279DタイプはMA-1の第5番目として登場したモデルで、その特徴は、 非常時に緊急脱出をする際に地上にパラシュート降下し、味方から発見され易い様に考案されたリバーシフル仕様である。その為裏地の色は森林などでも目立つ様にレスキューオレンジカラーが採用されている。 リバーシブル仕様となったMA-1は、それまで背裏に付けられていたラベルはスラッシュポケットの中に移動される。
BUZZ RICKSON'S /バズリクソンズ
TYPE MA-1 D-TYPE
Color: SAGE GREEN
MATERIAL / 2/2 Heavy Nylon Twill Government Use
INTER LINING / 58% Wool 42% Cotton Pile Undyed Natural Color
OUT SLASH POCKET / Wool 35% Rayon 65% Double Face Brushed
MAIN FRONT FASTENER / Aluminum Reversible Usage
SNAP BUTTON / U.S Government Department of Defense Specs. Brass Sage Green
LABEL Buzz / Rickson Mfg. Co., Inc.
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